一般的に、腎機能障害はクレアチニンクリアランスの低下で表わされ、正常値は80?120ml/分とされています。腎臓の機能検査としては、尿の濃縮力を調べるフィッシュパーク尿濃縮試験もよく知られています。痛風の腎臓障害はまず、尿を濃くすることができなくなる濃縮力障害として現われるからです。そのほか、腎臓結石を検査する超音波検査なども行なわれます。痛風の合併症があるかないかを調べる検査としては、血圧(高血圧)、血糖(糖尿病)、コレステロール(高脂血症)、肝臓機能検査などがあげられます。痛風は、尿酸代謝異常に基づき、おもに関節炎症状をきたす関節病変ですが、関節炎や皮下結節がいくらひどくなっても、生命を脅かされるようなことはありません。そういう点では、関節病変である痛風が原因で死ぬ人はいないといってもいいでしょう。問題は、痛風が全身性代謝異常疾患である点です。痛風患者の死因というと、かつては、腎不全→尿毒症が圧倒的で、虚血性心疾患がこれに次ぎ、脳血管障害、悪性新生物(がん)を含めてこれら4者が痛風死因の8割以上を占めていました。オススメ記事:地域の総合ガイド